「ある晴れた日」訳詩と師匠の動画 2024年5月18日(土)

オペラの訳詩に手を出したころからずっと頭の隅に会ったのがこの曲。
プッチーニ作曲 オペラ:マダム・バタフライ「ある晴れた日」。
これは
・冒頭の「ある晴れた日」という訳があまりに有名で
・でもみんなここしか知らなくて
・毎度お馴染み歌ったことがなくて
・多くのソプラノの方が歌いたい(はず)

昨日長年途中で放りだしていた「5つのギリシャ民謡」を訳し終えるとすぐに
「ある晴れた日」
に取り掛かかろうと決めました。
昨日中に一応全部訳し終え、でも、ひと晩寝かせましょう。

朝になりました。
やはり色々あります。
寝かせるのは大事ですね。

さあ、ここからです。
訳す前は敢えて動画を見ていません。
YouTubeを検索してみましょう。
マリア・カラス
テバルディ
そして
我が師匠・関定子

マリア・カラスは世紀の大歌手であることは間違いないけれど、53歳で亡くなっていて、歌手として活躍していらしたのは51歳まで。
しかし関定子は2024年現在78歳。現役オペラ歌手。(今年6月にはオペラ「仮面舞踏会」の主役・アメリアでご出演。もちろん伺います)
下に貼り付ける動画はおそらく66歳前後。
(ピアノは松本康子さん 指揮は仲田淳也さん。お二人とも西野真理のお友達とお呼びするのは失礼ですが、お知り合いと言わせていただきましょう。実力・人柄ともに申し分のない方々です)

奇跡の歌手:関定子の「ある晴れた日」お楽しみください。
そして、もし日本語で「ある晴れた日」をお歌いになりたい方がいらっしゃいましたら、どうぞお問い合わせくださいませ。


2 件のコメント:

sapporo1972 さんのコメント...

関定子先生の名唱を久しぶりに拝聴しました。
まさに、ブラボー!の一言ではとても言い尽くせないような絶品の歌唱ですね。
最初の一声からもう、相手は聴衆というよりは世界という感じで、世界に向かって
世界を共鳴板にして歌われているようで、その影響は歌われる前のピアノに
すでに出ています。このピアニストの方も相当の名手と思われましたが、その名手が
歌の出る前から、すでに震撼しているという感じ。動揺しているというのではなく、
その歌が出る前の空気を盤石にしているというものが感じられました。

関先生は、その役になる、その“歌”になるという沈潜度、陶酔度というのか、
それも深く、もはやご自分が歌っているというより、このドラマのヒロイン自身が
歌っているのですね。

早朝から、実に、有り難いものを聴かせていただきました。
西野さんが声を大にして推薦される先生であることが、よくわかります。

西野真理(Sing幾多郎) さんのコメント...

sapporo1972さま

こちらもご覧いただきありがとうございます。
わが師・関定子のことを評価いただくことは最高の喜びです。
6月には仮面舞踏会のアメリアで登場されます。
78歳です!

西野真理の色々なお話

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