昨日の美女コンから何曲か切り取ってYouTubeにアップしようと朝からパソコンと格闘。というのは、今回私がお客様上の照明を消してしまったため、映像がとても暗くなりそれをなんとか出来ないものかと考えたからです。
普通に考えてその程度のことが出来ないはずはないので、こういうときはYouTubeでそのようなことを教えてくださっている動画を探します。
普通にありました。しかし、最初に見た人はすでに超初心者の気持ちがわからなくなっている方で、
「〇〇から△△へ行くと~」
あの・・・私はその〇〇がどこにあるのかわからないんです。
そこで次の動画を探すと
「☆☆の下にある〇〇をクリックすると~」
という具合に、探すべき場所を教えてくださっていて、その動画を見てあっという間に出来てしまいました。
お礼にサイトのURLを貼り付けておきます。
https://youtu.be/OcU6mO_VXls?si=ayQV_b7ENQ0uZHqq
というわけで、「魔王」アップしてみましした。
ピアノは近藤陽子さん。
そして彼女には第35回美女コンでシューマン作曲「リーダークライス作品24 西野真理日本語訳詩による全曲演奏」のピアニストもお願いしてあります。次回はリモートではなく、ちゃんと来ていただきます。
2024年7月14日(日)13:40
石川県かほく市宇野気
本町コミュニティセンター
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
2 件のコメント:
「魔王」、久しぶりに懐かしく聴きました。
訳詩はこれも、西野さんのものですか?
わかりやすい日本語で、音も明瞭に聞こえますね。
この音が明瞭だというのが、聴衆側からは何よりのポイントで、
せっかく日本語になっていても、その日本語が聴き取れないということが
多々あるからです。
その点西野さんは、自らが歌う当事者であられるから、その意味で訳詩者として
適任であると思われます。
音の高低、イントネーションについては、私はほとんど気になりません。
家系的に、幼い頃から関西弁も東北弁も耳にしていますので。それにドイツ語でも
フランス語でも、その辺は割と自由なようですね。やはり音楽が最優先ですから。
この場合は音楽的美しさが最優先。いわば、「音楽弁」の領域ですからね。
この理屈で行くと、原語・原音で歌うのが最も美しいと、私は思っていますが、
それをとっくに了解して、歌うご自身がまず原詩を理解したいという志から
訳詩されているということを聞き、歌手はかくあらまほしと思いました。
演奏について、ひとつ憧れを申しますと、私はまだこの詩の中の「語り手」「父」
「子ども」「魔王」がくっきりと対比的に浮かび上がるようにドラマチックに
歌われた典型を聴いておりません。何か、みんな同じように、あるいは音域が入れ替わって
いるようにさえ聞こえて来るのです。私の耳とその想像力の乏しさゆえかも知れませんが。
どうぞ西野さんのその張りのある“バリトン系ソプラノ”で、いつか私の夢を叶えてください。
sapporo1972さま
いつも応援ありがとうございます。
まず質問へのお答えから。
この訳詩はあの大地讃頌の詩人大木惇夫さんの訳詩をベースにした
西野真理の訳です。
このことについてはコンサートの中でお話したのですが、
中学校で長年教えてきて、以下のことが大問題だった。
大木惇夫の訳は教科書に掲載されている。その訳詩は
・大変格調高く申し分ない
・しかし、格調高すぎて、生徒にはわからない、特に
「子どもが自分のことを『坊や』と言っていて変だ」
「『いきたえぬ?????』先生、子どもは死んだのですか?」
などの質問をされて授業にならない
また、
・大木惇夫の訳は時々訳の都合で音(音とリズムの関係が)変更されていたり
ドイツ語の息継ぎ部分とずれたりしている
このようなわけで長年なんとかしたいと思ってきました。
それをたまたま3月にお願いされた中学校でのコンサートで
「魔王」をリクエストされ、それではと頑張ってみたのがこの訳です。
ですからベースはあくまでも大木惇夫。魔王の部分はほぼ大木惇夫のまま。
次に貴重なご意見について。
さすがsapporo1972さん。それも書いていただいたとおりです。
原語、原音で歌うことは当然であるけれどもそれを敢えて、
という私の気落ちをご理解いただけたことは本当に嬉しく、ほっとしています。
また、4人の登場人物の歌いわけ。
これは私にとって課題の残る部分で、今後歌っていく場合に改善していかなければと思います。
4人どころか、2人を歌い分ける曲は結構ありますから、まずはそういう曲から
お客様におわかりいただけるようにしていかなけれないけませんね。
またYouTubeをお聞きくださったときは、色々お聞かせいただけると嬉しいです。
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