「女の愛と生涯」訳詩完了と、見知らぬ方からのお手紙 2024年3月25日(月)

先ほど訳詩家の決意ブログを書いたところですが、その意思表明のおかげもあって、ついに「女の愛と生涯」訳詩完了しました。2月24日に始めて3月25日13:55までに8曲。早いのか遅いのかよくわかりませんが。

訳詩完了に向けてエンジンがかかった理由が実はもう一つ。
12時少し前、7曲目を終えていよいよラスト8曲目に取り掛かろうか明日にしようかと思っていた時、郵便が。封書です。その封筒も私がいつも使っている100均のより良い材質で。
裏の名前を見ても全くわかりませんが、住所を見て「ひょっとして」と思うところがあり、開封の結果その予想は当たっていました。















私は40年前(22歳)の大学卒業後すぐ、実家のある山口県で1年だけ小学校の音楽専科通年講師として働いていたのですが、このお手紙はその時の生徒さんのお一人、当時小学校6年生だった方からです。
ではなぜ突然お手紙をいただくのか?なぜひょっとしてと思ったのか、興味をお持ちくださった方は是非続きをお読みくださいませ。

2024年1月1日、能登半島地震の時、多くの方が石川県在住者をご心配くださったことと思います。私のことを心配してくださった方も少なからずいらっしゃったようです。ありがとうございました。そんな方々は一様に
「心配しているからと言って、この大変なときに何もできないのに連絡だけしてもご迷惑なだけ」
とのご配慮から、敢えて連絡を控えてくださっていたようで、そのお気持ちにも感謝いたします。

そんなお一人、かつて山口県徳山市立(現在・周南市立)※岐山小学校で同僚だったY先生から1月20日にご心配のお電話をいただき、懐かしくおしゃべりさせていただきました。その時私が「岐山小学校の校歌を歌ってYouTubeにアップしている」こともお知らせすると、すぐに聞いてくださいました。

※余談ですがこの岐山(きさん)という学校名、初入力する時漢字が出なくて困ります。
「きさん」と打ってももちろん出ませんし、「き」でもなかなか出ず、仕方がないので「岐阜」と打って「阜」を消す、という面倒なことをしています。

それからしばらくして再びY先生から
「先日の岐山小校歌のことを、たまたま岐山小出身の方と会ったのでご紹介した」
というラインが届きました。私はお年賀状にYouTubeやブログのことも書いていたので、Y先生はとても興味を示してくださったその方に、私のお年賀状をコピーして渡したとも書いていらっしゃいました。
そう、その方Tさんからです。Tさんは現在も岐山小の近くにお住まいのようです。

Tさんは現在52歳。10歳しか違いません。しかし、当時の12歳と22歳では大人と子供。今お会いすると、おそらく社会的にも落ち着きからも西野真理よりTさんのほうがよほど大人に見えるかも。
TさんはY先生からの情報で私のYouTubeを見、ブログを読み、こうしてお手紙をくださったのですが、お手紙の中に
「~ご指導いただきました」
との文章がありました。
とんでもないことでございます。あんな未熟な授業を受けていただいて、本当に申し訳なく思っています。
それにしても、たった1年、週に2度、45分ずつの関わりでしかなかったにもかかわらず、こんなふうにお手紙をいただけるなんて、なんて幸せなことでしょう。

・・・ということで高揚感いっぱいになり、「女の愛と生涯」の訳詩の完成にこぎつけたというわけです。

Tさん、Y先生、ありがとうございました。








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