母が入院して丸1日。
コロナ禍でお見舞いなど一切できません。
午前中に必要なものを届けましたが、それも総合案内所で看護師さんに渡して終わりです。
看護師さんたち、こんな仕事まで増えて本当にお疲れ様です。
さて、夜になって気づきました。母のアパートの新聞がそのままだということに。
「ちょっと新聞取り込んでくるね」
母のアパートは我が家からすぐ。途中に1つある信号にひっかからなければ車で1分。母がこちらに越してくることになったとき、このアパートが見つかったことは本当に幸運だったと思います。
そんなこともあり、新聞を取ったあとコンビニに寄っておやつを買って帰ってこよう気軽にでかけました。
ところがアパートに入ってみると、
・炊飯器のスイッチが入ったまま
・エアコンがつきっぱなし
・お急須のお茶がそのまま
・お花が悪くなっている(狭いアパート内に6つも花瓶・花器)
・冷蔵庫の中に賞味期限切れのものがたくさん
昨夜、救急隊の人達が室内に入って色々してくださっている間、十分時間はありましたし、私自身たいへん落ち着いていたと思っていました。しかし、今こうしてみると周囲のことなど何も目に入っていなかったことがよくわかります。人間、いくら時間に余裕があっても心の余裕を保つのは難しいようです。
また、ちょうど片付けている最中に母から電話があり、色々と指図。
(これで母が元気であることを確信!)
と、あれこれ仕事をし始めると年末大掃除状態になってしまいました。
やっと片付けを終え帰ろうとしたとき、お仏壇のお茶とご飯を取り替えていない事に気づきました。お茶はあります。でも炊飯器の中のご飯はカラカラ。
どうしようかな?と思ったとき、まだ封を切っていないレーズンパンが目に入りました。賞味期限も十分です。
父はパンが好きだった・・・ということでお仏壇にはレーズンパンをお供えすることにしました。
長い間ご飯しか食べていなかったので、きっと父は喜んでいるでしょう。
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