「 お山の大将」
作詞 西條八十 作曲 本居長世
先程(2月6日(日)夜19:47)野口芳宏先生からお電話をいただきました。
野口先生のことを書き始めると4200文字必要になりますので、お知りになりたい方は西野真理動画「月の砂漠」解説欄をどうぞ。
野口先生とお話をするうち、先生が見てくださる西野真理の動画はどうしても野口先生が幼少の頃にお聞きになった曲に限られてしまうということで
「先生、なにかお好きな曲を教えていただけませんか?」
とお尋ねしたときに登場したのが今回の曲です。
その時、ピアノ部屋で先生との会話を続けていたのですが、「お山の大将」とお聞きするとすぐ、先生とのお電話をハンズフリーにして楽譜を探し始めました。
ありました。
楽譜を置いてピアノを弾きながら歌わせていただくと、先生にとてもお喜びいただいたので、
「先生、明日は土曜授業の代休でお休みなんです。明日この曲をYouTubeにアップします」
と宣言。
しかし、電話を終えると歌わずにはいられない気持ちになり、20時を回っていましたが早速動画撮影準備に取り掛かりました。この日は別動画2本(「あのね、のねずみは」「赤鬼と青鬼のタンゴ」)も撮影・アップしていたというのに。
撮影準備とは?
・そもそもこの曲を知らないのでまず音取り
・練習
・ピアノパート録音
※私の最難関。でも今回のはまあまあ早く出来ました
・ヘアメイク
・照明の準備(スイッチを入れるだけ)
・撮影機材の準備(ビデオカメラを置くだけ)
また、先生との会話の中で
「私の父がよくこの曲を歌ってくれたんですがね、途中からゆっくりになるところ、そこを実に情感豊かに歌って見事でしたよ」
と思い出を語ってくださったので、その部分にはかなり気を使って歌ってみました。先生の思い出の曲想と近い感じで歌えているといいのですが。
(アップ後先生にご意見をお聞きして、あまりに違うようでしたら撮り直します)
さて、この曲の載っていた「ドレミ楽譜出版 日本抒情歌全集」ですが、前にもどこかに書きましたが、それぞれの曲に付けられている長田暁二さんの書かれた短い解説がとてもわかりやすいのです。そこでこちらに引用させていただくことにしました。
前回引用するに当たって出版社にお問い合わせしたところ、ご快諾いただきましたので、今回も多分大丈夫だと思いますが、後で再度お問い合わせしておきます。
<日本抒情歌全集2 解説より(長田暁二)>
大正9年6月の「赤い鳥」に発表された。学生時代新宿戸山ヶ原に下宿した西條八十は、初夏の青草に覆われた野原の丘のてっぺんに立つ餓鬼大将をひきずりおろそうとしている子どもの遊びを見ていた。そうされまいとする大将。こんな単純な遊びを子どもたちは飽きもせず毎日家々に灯がつくころまで続けていた。このシーンが西条の脳裏に焼き付いていてこの詩が生まれた。本居長世の曲は緩急の変化強弱の変化をつけた名曲である。
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