イカキング 2021年8月16日

 <九十九湾遊覧船初乗船>

お盆期間中はどこも混雑していて極力どこへも行かないのが毎年のことだったけれど、今年(2021年夏)はコロナ2年目。テレビ等でも

「県をまたぐ移動は自粛しましょう」

という言葉を何度も見かけ、もちろん私自身もワクチン接種を2回終えたとはいえ感染はしたくないのでほぼ自粛状態。(ほどというのは父の3回忌での県外へのお出かけがあったので)

しかし今日、816日。最近遠出をしていない旅好きの母を連れていくという口実で、能登半島ドライブに出かけました。

 行き先はとりあえず「九十九湾遊覧船乗車」。

結論から言えば、11時に家を出てここ以外に色々回ろうというのは無理で、ここへ行っただけで終わりましたが、とても楽しい一日でしたのでご紹介します。

 石川県には「巌門」という、火曜サスペンスで追い詰められた犯人が真実をしゃべる場面に使われるような有名な崖があり、ここにも遊覧船があります。私は以前23度乗船しましたが、とてもいいです。ただ、ここは船着き場までがかなりの急勾配で、足腰が少々弱っている母にはきついかな・・・。

ところが今日の「九十九湾」は石川県の内海のため(地図をご覧になってみてくださいね)波が穏やかで干満の差がほとんど無く、駐車場から高低差なく船に乗り込むことが出来るため、足腰に自信のない人にはぴったりです。

 駐車場の入口で大人1260円を払って車を停めると、待ち時間もなく早速乗船です。

コロナのためか小さな船とはいえ、シーズンなら少なくとも50人は乗れそうな船にお客さんは私達3人と親子連れの計7人。

出発前に入り口足元を見るとカボチャが転がっています。

???不思議に思ってガイドのおじさんに聞くと

「お魚の餌にするんですよ。鯛は雑食ですから。スイカとかキュウリも」

「!!!」

お魚の餌にびっくりしていると

「船長さんは83歳。この道70数年」

色々驚きながら出発です。

 小さな湾で30分くらいかなと思っていたら、想像したより湾が入り組んでいてとても30分では終わりそうにありません。しかも、あちこち解説していただきながら途中で生簀へ。そこにはカボチャ、キュウリ、スイカを用意してくださっていて

「餌やっていいですよ」

ほんとに食べるのかな?と思いながらカボチャやキュウリを投げると、かなりの大きさのたくさんの鯛が海面から背中を3分の1ほど出しながら餌に突進。親子連れの2人の子どもたちはすぐ飽きてしまったけれど、大きな子供の西野真理は残った餌を最後までやり尽くしました。楽しかった~!

 次は生簀の横の小さなのぞき窓から泳いでいるお魚を見て、最後は雨ドイとかに使われているパイプを切ったものの中に入り込んでいるタコを触らせてもらったりと、楽しいこと楽しいこと。

 結局小1時間の遊覧船でした。

 後でわかったことですが、この近くに

「イカの駅 つくモール」

とい船着き場があって、ここからも船が出ています。

ここの船は私達が乗ったものより大きくて、船底にガラス窓がついていて、乗ったままでお魚が見れるそうです。

でも、餌やり体験はできないし、船底からサンゴ礁が見えるわけでもないので、これから行かれる方は、お好きな方をお選びください。

 そうそう、この

「イカの駅 つくモール」

には、2020年に作られた大きなイカのモニュメントがあります。ひと目見て私は大好きになりましたがこのモニュメント、コロナ対策費を流用して作ったとかで賛否両論を巻き起こしているようです。

でも、ご覧になるとおわかりになりますがかなりの迫力です。

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(2021年8月16日)







 



 

 

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