ウクライナ情勢を読み解くヒントの一つ「地政学」 2022年2月28日
中学生の合唱曲(卒業式の歌に寄せて)2022年2月27日
2022年コロナ禍での津幡中学校卒業式は3年生とその保護者だけが参加する形となりました。(在校生の参加は送辞を読んでくれる1名だけ) コロナまでの卒業式練習は音楽の先生大活躍の場。目立ちたがり屋西野真理の最高のステージでした。しかし、この2年間は卒業式練習どころか、全校集会での校歌斉唱なし、文化祭合唱コンクールなし、そもそも音楽の時間に歌っちゃだめ。もちろん「音取り程度の歌唱」は許されてはいましたが。ですから「大きい声で」などという発言をすることは一切ありませんでした。 ですから、「卒業式に歌はないな」ということは前々からわかってはいましたが、一応音取りくらいはして、もしもOKになったときに備えようと作戦をたてました。それが今回のこれです。 実はずっと前から思っていたのです。 「中学生の合唱は、男子主旋律、女子副旋律がいいんじゃないか」 ということを。 そこで、7~8年前からは実際にそういう風に合唱曲の楽譜を編曲して歌わせてきて、私としてはうまくいったと思っています。 そもそもみんな旋律が歌いたいのに、変声期で声の不安定な男子生徒がいつも副旋律を歌わされ、結果として合唱コンクール前になると、女子の不満が爆発し 「男子が歌いません!」 みたいな学級のトラブルになります。 しかし、こうしてからはその心配もなく、声の大きい男子が主旋律を歌ってくれることで音楽がしっかりしました。 さて、卒業式ですが全校生徒で歌う 「旅立ちの日に」 はコロナの前、1年生のときから1年生も卒業式に参加していた関係で指導済だったのでOK。 問題は3年生だけで歌う曲です。 卒業式の歌がどうなるかわからない2学期下旬、私は 「なるべく簡単な短い曲を、混声2部・男子主旋律でやろう」 と決め、選んだのが今回の曲でした。 画面に偉そうに「編曲・西野真理」なんて書きましたが、男子パートに旋律を全部入れて、覚えにくい副旋律はほぼカットしただけです。 そしてこの動画の本当の目的は、3月1日から自宅待機となる津幡中学校の3年生に、受験勉強の合間にちょっとこれを見てもらって、卒業式までに覚えてほしいということです。 「みんな勉強頑張って、時々歌も歌ってくださいね」
選択の多いたこ焼き屋 2007年の作品
美女エッセイPART7 2007年の作品です
選択の多いたこ焼き店
「たこ焼き3つください」
「8個入りですか?10個入りですか?」
「8個入りで」
「お持ち帰りですか?」
「はい」
「しょうゆ味とソース味どちらになさいますか?」
「1つはお醤油味で2つはソース味でお願いします」
「青海苔おかけしますか?」
「はい」
「鰹節おかけしますか?」
「はい」
「マヨネーズおかけしますか?」
「はい」
「マヨネーズはカラシ入りとカラシ無しどちらになさいますか?」
「カラシ入りでお願いします」
ふぅ~~~~~~~~。
神津カンナさんに会う!(美女エッセイPART13 より)2015年の作品
これは美女エッセイPART13 2015年の作品です
神津カンナさんに会う!
第4回竹多文学賞
コンクールを卒業してから「敗退」とは縁遠くなっていたが、ある日「発見」した「第4回竹多文学賞」にエッセイを応募してみたところ見事に敗退。出品作は、明石康さんのパーティーで歌ったあの「史上最高の突撃ボランティア」。
応募の動機は2つ。
1つ目は、ひょっとしたら優勝して30万円もらえるかもしれない。
2つ目は、審査員の神津カンナさんに会えるかもしれない。
1つ目はもちろん×。
2つ目は○!
10月初旬に届いたお知らせの本来の目的は
「あなたは落選しましたよ」
の通知だが、その下のほうに
「11月19日に表彰式の後で講演会と懇親会があるから、落ちた人も来ていいよ」
という内容が丁寧に書いてあったので行くことにした。
場所は「しいのき迎賓館」。
まだ足を踏み入れたことはないが、旧石川県庁を改築した素敵な会場である。一度行ってみたかったんだ!
しいのき迎賓館は
表(大通り側)から見ると上の画像・・・もとの県庁の感じをそのまま保存
裏(これ、裏かな~、両面表ってことにしよう)から見ると下の画像・・・ガラス張り
<竹多文学賞とは>
よく知らないで出した「竹多文学賞」だが、これを書くために、改めてよく調べてみると次のように書いてあった。
石川県教育文化財団では、竹多為治の遺志を継いで創設した「竹多文学賞」を開催、小説、随筆、児童文学作品を募集。応募資格は石川県内在住者および石川県に縁のある人。
ついでに「竹多為治」でネット検索してみたが、1902年にお生まれになり1980年に他界された実業家であること以外、何も見つからなかったが、その後いただいた本によると、竹多為治さんは
石川県美川町生まれ。撚糸業で成功したがその後撤退し、伊豆開発に。財産のほとんどを石川県や美川町のために生かして生涯を終えた。
立派な方である。
・名刺
・美女エッセイPART12
懇親会前に行われる講演も私は楽しみだった。なぜなら、今までに道徳の副読本で読んだカンナさんの文章「木箱の中の鉛筆たち」が、私の中では副読本のお話第1位だからである。お話もお上手に違いない。感性もきっと私と合っているはず。
ちょっと(相当)人(副読本)の悪口になるがお許しいただきたい。
学校で使っている道徳の副読本だが、内容が悪いというわけではないが、道徳って、目指す価値観は最初からわかっている。
「強い意志を持とう」「挨拶をしよう」「人に親切に」etc.
これらを長々と文章にされてもねえ~という感じは、教える側にも教えられる側にも見え見え。文章を読む意味が感じられないものがほとんど。あらすじを伝えればそれでよかったり、そもそも文章が良くなかったり。
例えば
「明かりの下の燭台」
という題名のお話。大口たたけば、私はこの題名だけで授業ができる。
しかし、カンナさんの書かれた文章は違った。最後まで読む価値がある。
「木箱の中の鉛筆たち」の内容を簡単に書くと…
カンナさんが、物書きとして生きていくかどうか悩んでいた時、作曲家である父:神津善行さんに「なぜ音楽の道を志したのか?」とお聞きになったその内容。
お父さんは昔、学校の先生に音楽の才能があると言われ、その気になって音楽の道を進んだ。大人になって同窓会でその先生に会ってそのことを話すと、「戦争中だから、体の丈夫そうな子を選んだだけだった」と真相を告げられ、そこから本気になって勉強を始めた。
お知らせに従って、14時からの講演会に間に合うように10分前には到着したはずだが、表彰式が早く終わったらしく講演会はすでに始まっていた。
カンナさんの講演はとても楽しく、興味深いものだったが、この内容、カンナさんはまだ文章にしていらっしゃらないようなので、
「私が自分のエッセイに書いていいですか?」
とお聞きしたところ、
「どうぞ!」
ということだったので、書きます。
・将棋の羽生名人からカンナさんがお聞きになったお話
将棋もチェスもインドのチャトランガがもとになっている。しかし、インドから東へ向かうと、その国に合わせて微妙に変化するが、西へ向かうと中東あたりまでで変化は止まり、ヨーロッパではチェス1つ。このあたりにEUで一つにまとまれる秘密があるかもしれない。
例えば、いつもは負けるはずのない相手に負けそうになっているとする。もっと先へ進めば逆転もあるかもしれないが、万一負けたら困る。こういう時、「ここらで引き分けにしておきませんか。その方がお互いいいんじゃないでしょうか」などと持ちかけて、引き分けで終える。
弱いはずの相手も、もっとやって負けで終わるより「あいつと引き分けた」という方がカッコいいかもしれない。
・「・・・よね」について
最近テレビでアナウンサーが「○○ですよね」という言い方をする。これは「○○です」とは違い、相手に同意を求めている。これを批判するつもりではなくて、なぜ今こういう言い方が主流になっているのか考えてみたい。(…これもこういうおっしゃり方ではなかったような気がするが、西野真理はそう理解した)
・テレビの字幕について
映画の字幕や聴覚障碍者のための字幕ではなく、マスコミ側が強調したいところにだけ勝手に字幕を入れる。時に、笑い声さえ「ワッハッハ」みたいに字幕にされている。受け手側の好きにさせてくれない。
・言葉の名詞化
「感動をありがとう」「元気をもらいました」など、「感動しました」や「元気になりました」ではない言い方で、何に感動したのか、どうして元気になれたのかをぼかしている。その人の感情をはっきりさせないでおく。このことに文句を言うというより、このことで何が起こるのか、何が変わるのか。
・料理研究家土井善晴さんのお話
土井さんが男の人に「お料理されますか」とお聞きになるとたいてい「パスタくらいなら」とか「カレーくらいなら」と答え、決して「味噌汁くらいなら」とは言わない。
カンナさんが
「だってお味噌汁って、おだし取らなきゃいけなくて大変でしょ」
と言うと
「それがいけないんです。おいしいお水とおいしいお味噌。後は冷蔵庫にあるものをちょこちょこっと入れれば、おいしいお味噌汁ができるんですよ」
へぇ~そうなんだ。
40年近く前であろうその番組の今でも忘れられない一コマ。
土井勝さんが、揚げ物を作られていた時の事。
「お料理の『ジュッ』って音は本当においしそうで食欲をそそりますね」
と言って、材料を油の中へ。
しかしその時なぜか、『ジュッ』と音がしなかった。すると土井さん
「こういう時は自分で『ジュッ』って言ってやるといいです」
・「ございます」
政治家や官僚の方が発現されるときに多く聞く語尾の「ございます」。
「準備してございます」「書いてございます」など、「準備してあります」「書いてあります」でいいものを、「ございます」を着けて、丁寧に言いましたよ感をアピールしている。
実はこれ、私も連合に参加し始めたとき、ものすごく違和感を持って聞いていた。連合の幹部の皆さんも発言されるとき、必ず語尾が「ございます」だから。今も違和感は続いていたので、カンナさんの発言はとてもうれしかった。
話はややそれるが、かなり前に新聞で読んだ内容が思い出されてきた。
「私の上司(その記事の感じで言えば、ご存命ならおそらく2015年現在140歳くらいの人。この記事を書かれた『私』も、ご存命なら110歳くらいだろう)は、私が『おはようございます』と言うと、とても機嫌が悪かった。『おはようござります、と言いなさい』と」
言葉は日々変化しているから、あまりどれがいいとか悪いとか言いにくいが。
・自分に負荷をかける
今、「電気新聞」という電機業界だけの新聞に小説を書いている。土日お休みの新聞だから、尊敬する小説家佐藤愛子先生から「楽じゃない」
注:否定の「じゃない」ではなく「…でいいわね~」の意味の「じゃない」です。
と言われたりしたが、そうでもない(笑)。
注:佐藤愛子さんって大物作家さんだってことは知っているがよく
知らない。カンナさんはこういう人とお友達なんだな~。
毎回400字詰め原稿用紙2枚半ほどの分量を書くが、その時数で内容を完結させ、しかも月曜日には金曜日から2日置いた人に、さりげなく2日前の内容を思い出してもらわなければならなくて大変。しかし、こういう制約があるととても勉強になる。これから文章を書いてみようとする人は、字数や頻度など何か自分に負荷をかけてみるといいかもしれない。
またこの連載は、毎回イラストレーターさんが挿絵を入れてくださる。い
つも文章を書くのは孤独な作業だが、これはイラストレーターさんとの共
作という部分が出てきて、打ち合わせは大変だが、今まで体験したことの
ない楽しさがある。
<懇親会>
懇親会参加費1000円払って、ドーナツ1つとコーヒー1杯をいただいた。
ほかにもお料理はいっぱいあったけれど、そんなものどうでもいい。
私の狙いはただ1つ。カンナさんにエッセイをお渡しすること。
懇親会が始まって5分程のち、カンナさんに近づき
「私、エッセイ書いてるんですけど、もらっていただけますか?」
って、美女エッセイPART12をお渡ししました。
カンナさん表紙を見て
「美女エッセイ?!」
「はい、言ったもん勝ちですから(笑)」
「木箱の中の鉛筆たち」の話も、もちろんちょっとだけしましたよ。これ
で次に道徳でこれを取り上げる時、生徒に自慢できる!
<妄想>
今頃カンナさんの家のリビングに私のエッセイが置かれているんだろうな。
そして、リビングのテーブルにカンナさんが読み終えた私のエッセイを置
きっぱなしにしていらしたら、お母様の中村メイコさんが手に取り読み始
め、完読!
「あなた、これ、おもしろいわよ!」
と、神津善行さんにもおすすめになる。
妄想は果てしなく広がる。
ビデオカメラトラブル その4 2022年2月23日
西野真理がYouTubeを撮影するのに使っているのは家庭用ビデオカメラです。
<西野真理→カスタマーセンタ(2月22日 朝)>
西野真理と申します。主にYouTube動画投稿のために使っています。
撮影開始後10秒ほどの音声が、その後突然大きくなります。
YouTubeにアップする際、はじめはこちらの不手際かと思
り、しばらく時間をおいてとったりと試しましたが、どうにもなり
修理していただけるものならしていただきたいですし、保証期間
で料金もお支払いします。
しかし、2回目に修理に出したときなど、修理後に別の故障が起
が入るようになっている)一番使いたいときだったので絶望的でし
この製品は1年少し前に購入しました。
これまでずっと同機種を使って来てこれは3代目ですが、これま
理に出したことはありませんでした。
ところが、今回のものはもう3回修理を依頼しました。
3回目に修理に出す時、「ちゃんとしたものと取り替えてほしい
が無理でした。
もし今回修理をお願いした場合は、本当にきちんと直していただ
<カスタマーセンター→西野真理(2月22日 17:02>
日頃より弊社製品をご愛用頂き、誠にありがとうございます。
この度はご不便をおかけし大変申し訳ございません。
また、度々の不具合でご迷惑をおかけしており重ねてお詫び申し上
昨日今日とお電話を差し上げましたが、ご連絡が取れませんでした
メールにてご案内させて頂きます。
お手数をおかけして大変申し訳ございませんが、改めて製品を拝見
ご購入店様を通じて弊社サービスセンターに点検修理をご依頼のほ
致します。
または、宅配便をご利用頂いて弊社下記サービスセンターに発送を
幸いです。(着払いでお送り下さい)
【ビデオカメラ修理 送付専用】
(株)JVCケンウッド・サービス ビデオカメラ修理センター
〒338-0837 埼玉県さいたま市桜区田島9-22-8
TEL 0120-2727-87(カスタマーサポートセンターで承りま
営業時間 10~18時(土、日、祝日・弊社指定日は除く)
お手数をおかけ致しますが、送付修理依頼書へ必要事項をご記入頂
同梱しお送りください。(弊社修理報告書もございましたら一緒に
<西野真理→カスタマーセンタ 2月22日 21時ころ>
(株)JVCカスタマーセンター様 石川県 西野真理
<ビデオカメラの不具合について>
昨日からお電話をいただきながら出ることができず申し訳ございませんでした。
メールでお申し出くださったとおり、現在不具合の起こっている貴社製品を送付させていただきます。
主たる不具合は、音楽を流し始めた10秒前後で、「プツッ」という感じで突然音量が大きくなります。爆音になるわけではありませんが、大変不快です。
わかりにくいものもありますが、動画編集ソフト上の波形では、はっきりそれが現れています。
最初は「ピアノだから」「CDだから」「リコーダーだから」と、こちらに原因があるのかと思い色々試しましたが、音源とは無関係にそのような症状になります。
実際の音声は、私がアップロードしておりますYouTubeをご覧いただくのが一番わかり易いと思いますので、わかりやすそうな動画とその不具合が起こっている時間を記載させていただきます。
(YouTube 「西野真理」で検索をお願いします)
2022年2月21日「夢の世界を」 11秒から12秒
2022年2月5日「キツネのコンピューター」11秒から12秒
2021年12月26日「ドラゴンクエスト序曲」(リコーダー) 9秒から10秒
2021年12月18日「朝の風に(多重録音)」17秒から18秒
2021年12月11日「荒野の果てに」6秒から7秒
以上よろしくお願いいたします。
ビデオカメラトラブル その3 2021年8月28日
西野真理がYouTubeを撮影するのに使っているのは家庭用ビデオカメラです。
ビデオカメラトラブル その2 2021年8月28日
西野真理がYouTubeを撮影するのに使っているのは家庭用ビデオカメラです。
やっと家庭用ビデオカメラビクターEverio(オレンジ)が修理から戻ってきました。
本当はもっと早く修理は終わっているはずでした。ところが修理に出したお店から修理が終わったお知らせかなと思うタイミングで電話があり 「実は修理依頼を頂いたタイミングがお盆に入るときで、業者さんに渡すのがこれからなんです・・・」 がっかり。でも仕方ないので待ちました。 カメラ修理中「西野真理チャンネル」動画撮影はスマホで行っていました。動画でいうと「にじ」から「まっかな秋」までです。 私のスマホはかなり年数が経っていて、ちょっと撮影するだけですぐ熱くなります。そして 「本体温度上昇のため撮影を中止しました」 と、なんの前触れもなく勝手に撮影が強制終了され、そんなときに限ってなかなか良く歌えているのです。(「逃がした魚は大きい」理論ですが) そこで考えたのは 「スマホを保冷剤で挟んで撮影する」 という方法です。その名の通りケーキとかに入っている凍った保冷剤でスマホを挟んで物理的にスマホの温度を下げるのです。レンズの部分さえ隠さなければ撮影にはなんの支障もありません。 うまくいきました。ビデオカメラトラブル その1 2021年8月12日
続・覚えてしまいました 2022年2月20日
「休日に学校に入る方法」です。
還暦記念 2022年2月21日
西野真理ついに還暦を迎えました。
キュキューンがすき 2021年2月19日
キュキューンがすき
作詞 村田さち子 作曲 福田和禾子 歌 西野真理(バリトン系ソプラノ)2022.2.19 ピアノ 近藤陽子(リモート)
イカキング 2021年8月16日
お盆期間中はどこも混雑していて極力どこへも行かないのが毎年のことだったけれど、今年(2021年夏)はコロナ2年目。テレビ等でも
「県をまたぐ移動は自粛しましょう」
という言葉を何度も見かけ、もちろん私自身もワクチン接種を2回終えたとはいえ感染はしたくないのでほぼ自粛状態。(ほどというのは父の3回忌での県外へのお出かけがあったので)
しかし今日、8月16日。最近遠出をしていない旅好きの母を連れていくという口実で、能登半島ドライブに出かけました。
結論から言えば、11時に家を出てここ以外に色々回ろうというのは無理で、ここへ行っただけで終わりましたが、とても楽しい一日でしたのでご紹介します。
ところが今日の「九十九湾」は石川県の内海のため(地図をご覧になってみてくださいね)波が穏やかで干満の差がほとんど無く、駐車場から高低差なく船に乗り込むことが出来るため、足腰に自信のない人にはぴったりです。
コロナのためか小さな船とはいえ、シーズンなら少なくとも50人は乗れそうな船にお客さんは私達3人と親子連れの計7人。
出発前に入り口足元を見るとカボチャが転がっています。
???不思議に思ってガイドのおじさんに聞くと
「お魚の餌にするんですよ。鯛は雑食ですから。スイカとかキュウリも」
「!!!」
お魚の餌にびっくりしていると
「船長さんは83歳。この道70数年」
色々驚きながら出発です。
「餌やっていいですよ」
ほんとに食べるのかな?と思いながらカボチャやキュウリを投げると、かなりの大きさのたくさんの鯛が海面から背中を3分の1ほど出しながら餌に突進。親子連れの2人の子どもたちはすぐ飽きてしまったけれど、大きな子供の西野真理は残った餌を最後までやり尽くしました。楽しかった~!
「イカの駅 つくモール」
とい船着き場があって、ここからも船が出ています。
ここの船は私達が乗ったものより大きくて、船底にガラス窓がついていて、乗ったままでお魚が見れるそうです。
でも、餌やり体験はできないし、船底からサンゴ礁が見えるわけでもないので、これから行かれる方は、お好きな方をお選びください。
「イカの駅 つくモール」
には、2020年に作られた大きなイカのモニュメントがあります。ひと目見て私は大好きになりましたがこのモニュメント、コロナ対策費を流用して作ったとかで賛否両論を巻き起こしているようです。
でも、ご覧になるとおわかりになりますがかなりの迫力です。
こちらもおすすめです。
(2021年8月16日)
武井壮 書き起こし 2022年2月16日
(専修大学講義動画書き起こし)
<はじめに>
この話は偶然ネットで見つけ、武井さんの話そのものにもトーク術にも惹きつけられ、書き起こすことにしました。(武井さんおしゃべり言葉のままだと長くなるので、文体は「である調」にしましたが)
ただ、※内容全てに賛同できるわけではないのですが、そこがある意味耳の痛い部分であり、とても参考になりました。
※この部分には本文に下線を引き、☆逆にとても賛同できる部分は太字にし、西野真理のコメントを付けました。
<武井壮プロフィール>
1973年生まれ。(2015年の動画の時点で42歳。西野真理の11歳年下)陸上競技・十種競技の元日本チャンピオン。2015年の世界マスターズ陸上競技選手権:4✕100mリレー40~44才の部優勝)。TV番組でも活躍中。
はじめに
最近世の中を見ていると大人と子供が逆転しているように見える。子供は自分の好きなこと楽しくやって、大人たちは仕事を我慢してがんばったり「世の中つまんない」なんて言ってたり。これはなんかおかしいんじゃないか。
今回のテーマは「大人の育て方」。偉そうなタイトルになっているが、どうやって生きていくのが大人の有るべき姿なのかと、最近芸能界にいる中で考えるようになった。そのあたりを話したい。
僕は42歳で今日も短パンを履いている。まだまだ大人になりきれていない部分がたくさんある。ジャングル行ってサバイバルやったり、すごく子供っぽいことを仕事にさせてもらっているが、今の仕事はどれも好きなことばかり。最高の毎日を過ごしている。
家族と縁のない家庭に育った。母親がいなくて、父はいたがワイルドな父で他に家庭を持っていて、僕は兄と二人兄弟だったが、なかなか父と一緒に住むことができなくて、子供だけで暮らしていた。
僕ら二人は学校へ行くために二人だけで洗濯・炊事をしなくちゃいけない、それが当たり前だった。当時は大変さをそんなに感じていなかったが、
「なんで他のうちにはお父さんお母さんが居るのに内にはいないの?」
くらいは感じていた。ただ、学校には行きたかったしスポーツもやりたかった。頑張って学校には行きたかったので、僕は学費がなかったので、
「成績が一番だと入学金も学費も全部免除」
という私立を探して入って、6年間全部学費をただにすることができた。
その時僕は勉強ができたわけでもしたかったわけでもないが、やらなきゃ学校に行けないという状況だった。しょうがないから授業を一番前の席で真剣に受けて、教科書も4月にもらったら先に全部読んじゃう。向上心や向学心があったわけではなく、それをしないと学校に行けなかった。社会人の人が毎日会社に行かなきゃいけないのと同じような子供の頃を過ごしていたと思う。
今、芸能活動をするようになって収入も大人になってきた(笑)。
アスリート時代僕は陸上競技で日本チャンピオンとかになっているが、正直収入は100万円あるかないか。多い年でも2百何十万とか。今、二桁位上がっている(驚!)。
僕はスポーツで生きていこう、身体能力で世の中から逃げ切ってやろうと思った時期があった。それは小4から小5の間だったが、日本の社会は厳しく、スポーツや遊びみたいなことで人生をやっていこうとすると「そんなに甘くないよ」というのが大半の見方。ほとんどの人が失敗するし、大学くらいまですごくスポーツをするが、なかなかうまく行かないという現実がある。でも、失敗したくない。子供の時好き位でもない勉強を一生懸命やったっんだから、大人になったら大好きなことだけで生きていきたいという欲がすごく強かった。なんとか成功したいと思った。
スポーツをする若者がすごく頑張って頂点に達しても、そのスポーツではトップかもしれないが、ちょっと横にずれるとド素人。多くのアスリートや学生が一生懸命努力しても、大学卒業後プロのスポーツ選手で活動することはできない。ほんとにギャンブル。
それから脱却するために自分なりにトレーニング方法を考えた。
その道程だが、まず、小学校の5年生の時友達と校庭で野球をやっていて
「毎回ホームラン打ちたいのに打てない」
これがとても不思議だと思った。
例えばペットボトルの蓋を開けて飲みたいなと思ったら飲める。飲めなかったことは一度もない。ホームラン打つのも同じはずなのになのに、これはできないのが不思議でしょうがない。それで、先生や体育大のお兄さんなどいろんな大人に聞いた。でも誰も答えがわからない。
「トップクラスの選手でも毎回打てないんだからそういうもんなんだよ」
という答え。
「じゃあ偶然なの?」
と聞くと、
「いや、それに向けてすごい練習をすると、打てる確率がちょっと上がるんだよ」
という答え。そんな偶然でしかうまく行かないものに、これから先10年かけなきゃいけないっていうのがすごく心もとなかった。自分で考えても、もちろん思いつかない。
そんな時、僕のワイルドな父が、家庭用ビデオカメラを買って、僕の部屋にやってきた。そして、僕がキャッチボールをしているところとか撮り始めた。その父が撮ってくれたのを見たら、当時ファンだった西武ライオンズのピッチャーのマネをして投げているつもりだったのに、全然フォームが違っていることに気づいた。
「なるほど、自分が◯◯したいと思ってできるのは、目に見えていることを自分の体に運ぶことだけだ」
自分がボールを投げるときには、投げるその手を見ることはできない。ボールを打つ時、足の方を見たりしない。自分は自分が思った通りに動いているつもりなだけで思ったとおりには動いてなかった。それならまず、自分の体を自分の思ったとおりに動かせる練習をしてからスポーツをやろうと思った。
例えば、目を閉じて両腕を自分の体の横真っ直ぐに上げようと思ってやってみたら、思うより上に上がってた。自分は真っ直ぐだと思っているのにそうじゃなかった。見えてなかったら腕を真っ直ぐ上げることすらできないんだとわかった。
それから毎日、自分の腕を色んな角度に上げる練習を始めた。真っ直ぐができると、それよりちょっと上、ちょっと下もわかるようになる。それをしているうちに、自分の体が大体どのへんにあるか、ゼロのときより明らかに少しわかるようになった。それを全部の関節でやって、そのうち誰かの写真とかを見ると、自分の体をその形にする能力だけは他のどの選手よりも高くなった。一ヶ月もやればできる。
今知らないことを一ヶ月本気になって調べたら、周りの人間よりだいたいのことは全部一番詳しくなる。
☆教員生活初期に、音楽史の勉強を結構ガッツリやったことがある。が、今思うとそのガッツリは1ヶ月じゃないにしてもまあ3ヶ月ほど。その貯金を基にその後の音楽史の授業は成り立っている。
大学時代にこういう能力を高めて、2年半くらいで陸上の10種競技のチャンピオンになったが、チャンピオンになってみたら、陸上の10種競技なんて誰も知らない。でも、自分はすごく価値のある大会だと思っていた。でも一歩外に出てみたら自分のやってることなんて誰も知らないっていう世界だった。それでお金を稼ぐなんてことはできない世界だった。
「あ~」と思って、世の中で価値のあるものってどういうものだろうって色々勉強した。
ゴルフも1年位やっただけでかなりできるようになって、自分は才能あるなと思った。でもその程度の人間は世の中に150~200万人くらいいる。さらにその上にはたくさんのプロの選手がいる。ここでも、自分はプロになっても飯が食えないとわかった。
こんな時期をさんざん過ごして30歳くらいになり、もがいていた時期にある芸人さんと出会って、ご飯を食べさせてもらったり、一緒に野球をするようになった。そこから芸能界の人脈が広がってだんだん色んなものが見えてきた。
その人達についていくと、すれ違った人が「あ、〇〇さんだ!」と笑顔になる。テーブルについて話し出すと、わ~っと笑いが起きる。僕にはこれが衝撃的で
「この人達は俺が欲しい物を持ってる。魔法使いじゃないだろうか!」
例えば森山直太朗くんが歌うだけで5000人が泣いたり喜んだりする。自分になくてこの人達にあるものにちょっとずつ気づき始める。
☆私は芸能人をかなり尊敬している。人前であれだけ笑顔を作り続けたり、仮に本意でないとしてもファンの前でいい人を演じ続けるってすごい。
物事の価値とは
物事って何が価値を生むかと言うと「人が求める数」。これに尽きる。
僕のスポーツのクオリティーってある程度高いと思うが、価値がない。なぜかと言うとそれを求めている人の数がすごく少ないから。
※☆これは賛否両論。確かに求めている人は少なかったかもしれないけれど、経済的価値がないから価値がないっていうのは乱暴じゃないかな。
例えば世界最高品質のものを作ったとしても、誰にも告知していなかったら、これには価値がない。でも、世界で10番目くらいの品質なんだけど世界中の人が知っていて世界中の人が欲しがってて1年に10億個売れたらこれはものすごい経済価値を生む。それが僕は社会的価値だと思う。
陸上競技は世界中で誰もが知っているメジャースポーツ。でも日本の陸上競技は例えば25種目あったとして、男女あるから50種目ある。だいたいどれにも50人くらい選手がでるから、日本で最高峰の大会に出場する選手が2500人いるってこと。国立競技場は満席で5万人くらい入る。2500人の選手が一人たった20人お客さんを呼べば満席なるはずだが、陸上の日本選手権が満席になっているのを僕は一度も見たことがない。2500人のその道のトップの選手が争う年に1回しかない大会を見に行きたいと足を運ぶ人が、1万にいるかいないか。てことは、一人の選手に対して20人の客様を呼べる価値も生めてないってこと。これが今の日本スポーツ界の現状。
☆これは西野真理には耳が痛い。コンサートにお客様を呼べない現状。
最近特に違和感があるのはジュニアの育成。確かにジュニア育成を初めて日本のスポーツレベルは上がった。いろんなトップレベルの選手も増えた。でも、それ以上にそうではない、成功していない選手も増えている。なぜそうなるかというと、誰もそれらのスポーツを見たくないから。殆どの選手がプロに慣れない理由はそこ。お客さんを呼べない。もし先程の2500人の選手たちが一人100人お客さんを呼べたら25万人見に行きたいと思っていることになる。そうすれば5万人入る競技場のチケットは即日完売。僕はお客さんを増やすことが価値だと思う。
子供が好きだったり親がすすめるスポーツをやった子供が大人になり、自分がやっているものが社会的価値を生めるどうかわからないまま世間に放り出されて、しかも自分の思ったとおりに動かない体を使って、毎日うまくいくかどうかわからない確率でスポーツをやって、トップになれるかどうかを競わなきゃならない。今のジュニア育成の形は中途半端なアスリートを育てている。すごくもったいない。
僕が親だったら、高校生くらいになったらインドに行かせる。で、クリケットやらせる(笑)。いま会場の人は笑ったが、クリケットって世界で2番めに競技人口の多いスポーツ。1番目はサッカー。クリケットで一番稼ぐ人の年俸は27億円。プロ野球選手の比じゃない。インドは人口12億人だから企業も投資価値がある。クリケットはインドで国技のような扱いを受けているから街中のビジョン全部クリケットの放送をしている。インドの人はクリケットの選手を誰でも知ってる。インドではクリケットの視聴率が80%を超えている。それをまる2日くらいやる。企業はそこに協賛して自分の企業の名前を競技場に出す。PR効果が高いから。でも、日本ではこんなこと全く知らないでスポーツを始める。
子供の10年間をギャンブルにしないためにも、思ったとおりに動く体の使い方を教えてあげたり、今やっているスポーツがどんな経済価値、社会的価値を持っているのかそれをちゃんと教えてあげて子供と共有できるのが本当のジュニア教育だと思う。
僕は自分が成功したいと思っただけでやっていたスポーツを変えてみた。世の中の人が僕のやるスポーツをあの芸人さんたちを見るみたいに楽しみに見てくれる人になれないかなと思い始めた。そこから色々変わり始めた。僕は自分が成功してチャンピオンになりたい、お金持ちになりたい、強くなりたいという思いでトレーニングをして試合に出ていたが、それはもう自分のため。そうじゃない。あの芸能人たちの価値は、自分が芸能人でいることで周りが笑顔になったり元気になったりすることがこの人達の価値だと思った。人や商品の価値というのはクオリティじゃない、それを見て喜んでくれる人の数。そのことに30歳くらいで気づいてその活動を始めた。
※☆先程も書いたが、クオリティは高くても様々な理由で世にでない人や物はいっぱいある。それを「価値がない」と決めつけてしまうのはあんまりじゃないかな。経済的価値が低いものをすべて否定したら世の中成り立たないし、世界の人々の人生を否定することになってしまう。ただ、「経済的価値を生むのがプロ」であるという考えから、私は私自身「プロ歌手」とは言えないと思っている。
家を借りるのをやめる
でも僕には人を楽しませるトークの術もなんにもなかった。だからその日から家を借りるのをやめて、西麻布に行き、芸人さんたちの集まるバーに行って、自分の洋服やかばんににICレコーダーを仕込んで、芸人さんのトークで周りの人がわ~っと笑ったところを全部編集して、それをつないだCDを車の中で流して一人でずっと聞いていた。8年かかった。
8年全部その人達のトークを研究して真似して、車の中で一言違わず喋れるようになったりした。
(Wikipediaによると、この期間武井さんは人の家・ホテル・車で生活していたそうです)
今年、世界マスターズ陸上という40歳以上のおじさんたちのフランスでの大会で金メダルをとった。たいした記録でもないし、現役選手のほうがずっと速いタイムで走るにもかかわらず、僕の優勝が決まったフランス時間の1時間後には日本のヤフーニュースでそのことがトップニュースになってた。本当にありがたいこと。
武井壮、一度も就職したことがないし、どうしようもない子供だが、もしかしたらこの子供のまま、この大人の社会を歩いていけるんじゃないかという幸せを感じている。
西野真理の色々なお話
お山の大将ピアノ伴奏 2024年11月25日(月)
このブログは 野口芳宏先生記念碑「師道の碑」除幕・祝賀パーティー 2024年11月23日(土) をお読みになってからどうぞ。 ↑そういうわけで、野口先生にもぜひ「お山の大将」をお歌いいただければいいなと思い、ピアノ伴奏をYouTubeにアップしてみました。いつも書いていますがピア...
-
今日は記念すべき西野真理訳詩の初売れの日となりました。 声楽セミナーにいつもご参加される小林祥子さんと娘さんの徳子さん。残念ながら徳子さんは今回お休み。 さて話は遡って、私がfacebookに 「『女の愛と生涯』訳詩始めました」 と投稿した時(2024年2月24日)小林徳子さんが...
-
最終日、5時過ぎに目覚めるとスマホの外気温はマイナス17℃。昨日の経験からこれプラス3℃くらいのはず。行ってみましょう! しかしその前に、今日はもうこのお部屋とお別れ。荷物をまとめて車に積み込んでしまわなければなりません。マイナス体験も兼ねて、車に荷物を積んでしまいましょう。いや...
-
1月の美女コンが終わったばかりですが、次回・3月美女コンのお知らせです。 (生涯100回のコンサートを目指して毎奇数月に開催いたします) 3月は「早春。・卒業の歌」と題してプログラムを組みましたが、 子どもさん向けの楽しい曲、西野真理オリジナル訳詩曲など、バラエティ豊かな選曲にな...