詩と宇宙 2022年3月31日
辞令交付式 2022年3月31日
リハーサルのリハーサルとリハーサル 2022年3月31日
◆送信内容:
パーソナリティ/キャスター希望
西野真理と申します。
この3月で中学校音楽教師を退職します。
コロナのため突然始めることになった音楽授業YouTubeが楽
主として自身の歌唱動画のアップロードをはじめました。
2020.3.18現在280本超の動画をアップしています。
(YouTubeで「西野真理」と検索していただけると嬉しいで
もともとおしゃべりが大好きで、教員生活ではそれを存分に生かし
そのスキルをもっと多くの方に知っていただくために、FM放送で
また今後は音楽活動、歌の好きな方との歌の会を始めていきますが
その宣伝方法の一つとしてもFM放送で西野真理の名前を
お知りいただければと思い、応募いたしました。
了解しました。
条件は、サイトに記載のとおりです。
https://fm.kahoku.net/clipmail
お好きなテーマで、24分番組を放送できます。(番組内には音楽
1年間(体験期間)無料で番組を放送!(2年目~設備の維持のた
まずは、お電話で、詳細をお話いたします。
私の方に電話をお願いします。
Sing幾多郎初回まであと2日 2022年3月30日
2022年3月末 津幡中学校職員の年齢構成を見て思うこと 2022年3月29日
送別会 2022年3月29日
最後の職員対象ミニ授業・指揮法 2022年3月29日
<第1段階 基礎中の基礎:まずは、歌えること>
①上体を倒さない
②手首を振らない
③両手を交差しない
④片手だけで振るときは、使わないほうの手を、軽くおへそあたりに置く
<第2段階 基礎>
①腕の・・・・体より前、目より下、おへそより上。同じ長さ、同じ高さ。
②手・・・・・・・・・・握らない、開かない、指を立てない、手のひらは下向き
③口・・・・・・・・・・歌詞を口ぱく
<第3段階 ちょっとだけ高レベル>
①曲のテンポを考え、手を上げ、準備を促し、出の1拍前に曲のテンポで息をする
②左手を合図に使う・・・・出す、止める、ソロの合図をする 等
③演奏者に威圧感を与えない、よい表情で立つ
これだけできれ義務教育としてはOK。
あとは「歌っていただけますか?」という、謙虚な態度で演奏者に接すれば、
そこそこの指揮になります。
東京駅8000円事件 その3 (2000年5月の出来事)
このお話は、2000年に「美女エッセイPART1」掲載した作品です。印刷物として販売したもので、現在のブログとは違って語尾が「だ。である」調です。
東京駅8000円事件 その3
20世紀も終わりに近づいたこの日、ついに東京駅8000円事件に結末が訪れた。
私が毎年恒例の
「西野真理オリジナルお正月飾り」
を玄関にしていると(今年のはなかなかの出来栄え)、結構ハンサムな郵便局のお兄さんが、現金書留を持ってきてくれた。
「ハンコお願いします」
と言われ差出人を見ると、知らない男性の名前。首をひねっているとハンサムなお兄さんは
「心当たりありませんか」
と、ちょっと困った様子。
が、その瞬間、
「アッ、あの人だ」
「よかったですね、わかって」
「ええ、私ちょっと騙されてて、そのお金が返ってきたみたいです」
「へえ......?詐欺には十分お気をつけください」
ハンサムなお兄さんはよく事情が判らないであろうに、上手に私に話を合わせて帰って行った。
以下にその文を書き写すことにする。
(点、字、改行等原文のまま)
先日来、彼方様には、息子、○○が多大なご迷惑をおかけ致しました。
息子の不謹慎な生活態度から、同じような経過で多数の方々にご迷惑をかけました。皆さんは、息子の話に同情して親切でお金を貸してくれました。息子のしてきたことは、それを裏切る行為であり決して認められることは出来ません。さる、19日に判決が下りました。現在、本人は拘置所で拘束されています。近日中に他の刑務所に移監され2年は反省の償いをすることになりました。判決後の本人からの手紙にもありましたが、皆さんに多大なご迷惑をおかけしましたことに深くお詫び申し上げます。
これからの弁済にあたっては、本人が実行すべきであります。しかし、現状から当分は困難であります。
先のあなた様からの申入れがありました弁済について、大変おくれまして申し訳ありませんが一つ区切りがつきましたので、本日、金、8,000円を弁済させて戴きますので領収お願い致します。
本当にご迷惑をおかけ致しました。深くお詫び申し上げます。
父 ○○○○○
(以下、原文のまま)
本日、息子さんに御貸ししていた8,000円、確かに現金書留で受領いたしました。
実は私は、中学校で教員をしており、息子さんにお会いした翌々日の月曜日の朝(2000年5月15日)この出来事を生徒に話しました。
その時点では、私は息子さんに騙されたとは思っていなかったのですが、その話をした途端、殆どの生徒が
「先生は騙されている。いい大人が、見ず知らずの人にそんなお金を貸すもんじゃない」
と言われ、結構ショックを受けました。
それでも心のどこかに信じる気持ちがあり、また、それほどの高額でもありませんでしたから
「これくらの額なら、人生勉強に払ったお金だとあきらめよう」
という気持ちでしばらくは過ごしました。
しかし、生徒にも時々
「先生、あのお金どうなった」
と聞かれたり、私自身、納得したい気持ちもあって、夏休みの終わりに金沢東警察署へ行ってみることにしました。
ぜひ息子さんが更正されることをお祈りいたしております。
かしこ
2000年12月28日 西野真理
「ねえねえ、あの8000円返って来たよ!」
と喜ぶ私に娘が言った一言。
「エッセイ書かなきゃ」
東京駅8000円事件 その2 (2000年5月の出来事)
このお話は、2000年に「美女エッセイPART1」掲載した作品です。印刷物として販売したもので、現在のブログとは違って語尾が「だ。である」調です。
東京駅8000円事件 その2
「なんとしても今日中に、最悪でも明日の朝までに金沢市まで帰らなくてはならないのに、お金がない。できれば金沢までの電車賃全額貸してほしい。」
と、東京駅で、最終便に乗ろうとしていた私に青年が声をかけて来た。
私は、8000円を青年に貸した。
私は私の名刺に
「5/13 8000円お貸ししました」
と書いて青年に渡した。
青年は私に免許証を見せたが、私は青年の名字と、住んでいる町の名前だけを簡単にメモして、電話番号、仕事など詳しいことは何も聞かなかった。詐欺師ならば、免許証の住所になんて現在いるはずもない。電話番号を聞いたところでうそに決まっている。
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
夏休みも終わりに近づいた8月28日。
私は5月のあの事件に、一応の解決をみたいと思った。そして、その唯一の手がかりとなりそうな場所に行ってみることにした。
その場所とは、金沢駅前の「時計駐車場」という年中無休の駐車場。
東京駅で
「お金をあまり持っていなくてたくさん貸すことは出来ない。駐車場から車を出すためのお金も必要だし。」
と言う私に青年はこんなことを言っていた。
「あの立体駐車場ですか。あそこなら僕はただで出してあげることが出来ます」
「この人は、確かに金沢の人らしいし、あの駐車場に知り合いでもいるんだろうな」と。
それを思い出し、とにかく私は駐車場へ行き、事務所へ入れてもらい、簡単に事情を説明した。
するとそこの事務の方はこう答えてくださった。
「今おっしゃるような名前の方はいませんし、私たち従業員のだれも、決してただで車を出せるということはありません。信用にかかわりますから」
この方の答えで私は詐欺にあったのだと確信し、礼を述べて事務所を後にした。
そして向かうは警察。
行ったことのない場所で、ちょっと怖く、ちょっと興味もある。キョロキョロ見渡すと、1階は交通関係らしく、その他の事件は2階より上のようだ。
「健康のため署員は階段を使いましょう」
ふと見ると
「困りごと相談所」
(よしこれだ!)
おどおどと入って行くと
「どうなさいましたか」
「ちょっとお金のことで......」
「盗られたんですか。騙されたんですか」
(後でわかったが、これはだれが担当するかという、結構大事な質問) 「う-ん。まあ、あのお。騙されたと思います。」
「手からひったくられたとかじゃなくて、渡したんですね」
「はい。そうです」
それではとすぐ横の小さな部屋へ案内されながらボソボソと
「東京駅で8000円ほど困ってる青年に貸したら...」
と、そこまで言っただけで
「もうわかった。そいつ今、東京で警視庁に逮捕されてる」
「エッッッッッッ!」
私が8000円貸した青年は、名前や住所は間違いなく私に彼が東京駅で言ったものだった。私に言ったのとよく似た言い方で、東京駅、新宿駅などで、やはり私と同じように1万円弱を貸してほしいと言っては罪を重ねていたらしい。捕まった時は置き引きで、荻窪警察で取り調べられ金沢東署へ照会があったという。
(私もうまく金沢東署へ来てよかった)
警察の方がおっしゃるには、今回私は被害届を出してもよいのだが、結論から言えば出さない方がよいという。もし出すと被害に遭った東京駅まで自費で行き、実況検分というのをやり、写真を撮ったり、調書を書くのに付き合わされたりで大変らしい。
息子のことで肩身の狭い思いをしているその父親は大変に哀れで、こちらは被害者だが何だか申しわけないような気にさえなって来た。
結局、
「高額の被害の方もおられますので、今すぐはお返しできませんが、2、3か月中にはできる限りでお詫びしたいので、連絡先を教えてほしい」
ということで電話を終えた。
「全額は無理だな」と感じた。
「ひょっとしたらこのお金は返ってこないかもしれないな」
と感じた場合は、詐欺罪は成り立たなくなる。
(このことは結構詳しく聞いたが忘れてしまった)
これを、
「ギモウサクゴ(疑蒙錯誤)と言う。
「知能係」という。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私は今回この事件で、損をしたのか得をしたのか?
・この話をもとに道徳の教材を作って、1時間生徒と遊んだ。
・また、私の学級の生徒は、このことを家庭でも話題にしてくれて、それなり
・このことをいろんな人に話して、そのたびに大いに盛り上がった。
・見ず知らずの人を簡単に信じてはいけないという教訓を得た。
・警察に足を踏み入れた。
・この話を聞いてくださった警察の方は、私が5、6年前に担任をしていた男子生
「被害にあわれた方へ」
東京駅8000円事件 その1 (2000年5月の出来事)
このお話は、2000年に「美女エッセイPART1」掲載した作品です。印刷物として販売したもので、現在のブログとは違って語尾が「だ。である」調です。
東京駅8000円事件 その1
私は奏楽堂日本歌曲コンク-ル一次予選を受けるために東京へ行き、終了後すぐに、その日の最終の新幹線
20:08分発 あさひ3号
に乗るために、東京駅のプラットホ-ムに立っていた。
少し早くついたので、まだ15分ほど電車を待っていなくてはならなかったのだが、かなり疲れていた私は、特に何をすることもなく立っていた。 その時、24、5歳の青年が私に声をかけてきた。
「この電車に乗られるんですか?」
「はい」
「どこまでですか、もしかして石川までとか?」
「はい、石川までですけど.....」
「えっ!ほんとうですか?金沢市に住んでらっしゃるんですか?」
「住んでるのは金沢市の隣の宇ノ気町ですけど.....」
「一生のお願いがあるんです!本当に本当にお願いです!」
「そう言われても内容によります」
「話すと長いんですけど、....」
その事を青年に告げると
「それじゃ、ホテル代だけでも」
私は私の名刺に
「5/13 8000円お貸ししました」
と書いて青年に渡した。
青年は私に免許証を見せたが、私は青年の名字と、住んでいる町の名前だけを簡単にメモして、電話番号、仕事など詳しいことは何も聞かなかった。
もし、青年が本当に困っていて借りたのならば、こちらの連絡先は教えてあるわけだから、当然返しにくるだろうし、詐欺師ならば、免許証の住所になんて現在いるはずもない。電話番号を聞いたところでうそに決まっている。それに、私はこのことで一層疲れ、詳しい青年の連絡先を書き取るなんて、本当に面倒に感じられた。
青年は私に
「8000円で逃げたり絶対しません。信じてください。必ず返しに伺います」
と言い、私は
「良いホテルが見つかるといいですね」
と言って電車に乗り込んだ。
その朝急に降り出した雪のため、いつもは自転車通学だが、その日バスで行くことにして、慌てて家を出た。
バスをおりる直前になって財布を持っていないことに気付いた私は、真っ青になった。恐る恐る運転手さんに言うと
「ちょっと事務所まで行ってもらいます」
と、とても怖い調子で言われた。
その時、一番前の席に座っていたおじさんが
「これで」
と、バス代の200円(位だったと思う)を出してくれた。
運転手さんの怖さに震え上がっていたのと、その時差し伸べられた親切とのギャップで、どうしていいか判らず、お礼の言葉すら発することのできない私の横から、運転手さんが
「ちゃんと住所聞いて!」
と、口を出した。
私はその時、やっと我にかえって住所を聞いたが、おじさんは優しく
「いい、いい」
と、ちょっと恥ずかしそうに手を振った。
私はお礼を言って、バスをおりた。
「いつか、だれかを助けてあげられることになったら、そうしよう」
あのときのおじさんに直接恩返しはできないけれど、世の中、順繰りにこうしていけばいいのではないかと。
映画関連エッセイその10・完成試写会 2022年3月27日
金沢駅5時20分の独唱からの八ヶ岳 2022年3月25日
というのをいつやり始めたのか・・・。おそらく内灘中学校卓球部全国大会出場からだと思いますが、はっきりしません。エッセイを見直してはっきりしたらまたブログに書かせていただきます。
日時と場所を顧問の堀さんに聞くと
「出発は3月25日。集合は朝5時20分 金沢駅」
金沢駅!!
どうしようかな~~~
朝ならだれもいないかな・・・
「わかりました、行きます」
私は結構なあがり症で、かなり緊張するタイプです。
絶対そうは見えないとほぼ100%言われてきましたが仕方ありません。
でも、結果的に3時から余裕を持って準備できることになりました。
「自分を車に詰め込んだ」
という感じです。
早く着いてもこの姿でしかも気温の低い中金沢駅構内に一人で立っているのは、いくら西野真理でもためらわれます。
しばらく暖房をかけた車で時を過ごしていると、学校長の小村先生が車から降りるのが見えたので、すぐに私も車から降りて一緒に集合場所まで歩きました。二人ならもうこっちのものです。ちょうど上がりきっていなかったファスナーも上げてもらうことができてラッキーでした。
だんだん嬉しくなってきました。
「それではもうすぐ退職される西野先生が応援に来てくださったので、校歌を歌っていただきます」
♪~学びの里に~(曲をお聴きになりたい方はYouTubeで「津幡中学校校歌 西野真理」で検索をお願いします)
実はこの話には少しおまけがあります。TV番組「ナニコレ珍百景」からの取材依頼です。
2021年夏に硬式テニス選手が全国大会に出場するというので上記の見送りをしたところ、それを「ナニコレ」に投書した方がいらっしゃったのです。
その時TV曲側ではネタがないのか
「2021年末に取材に伺いたい」
「学校でドレスにティアラでなにかしないか?」
とかなり焦った様子でした。でも、お見送りどころかドレスにティアラで学校に行くイベントもありません。
そんな会話をしているときに卓球部顧問の堀さんが
「卓球部が今年度末、3月25日頃、全国大会にいきますよ」
3月末といえば私はもう退職秒読みですし、3月末の予定などこの時点で全くわかりません。
と決断し、お約束どおり歌うことになったことをメールしました。
そして当日の今日、テレビ局の方の姿はありませんでした。
お気遣いのお葉書 2022年3月26日
Sing幾多郎のご案内をお正月と3月中旬に200名弱の方にお出ししました。
お知り合いの方やコンサートを聞きに来てくださった方のみとはいえ、いわゆる「ダイレクトメール」に変わりありません。
とても美しい字で書かれたそのお葉書には
「・・・自分なりに検討しましたが不参加ということで心苦しく・・・・」
と、大変丁寧に心を込めた文章が綴られていました。
私はもちろんご参加いただきたいとは思うものの、多くの方がご参加くださるとは想像していませんし、8割、近況報告のような気持ちでお出ししていました。ですから、Mさんをこんな気持ちにさせてしまって、申し訳なくてたまらなくなりました。
退任式 2022年3月24日
2022年3月24日(木)
・・・と 私の場合言わないということが、学校で今日の日程が書かれた紙を見てわかりました。私のような退職者はもう「離任」ではなく「退任」なんですね。
西野真理の色々なお話
お山の大将ピアノ伴奏 2024年11月25日(月)
このブログは 野口芳宏先生記念碑「師道の碑」除幕・祝賀パーティー 2024年11月23日(土) をお読みになってからどうぞ。 ↑そういうわけで、野口先生にもぜひ「お山の大将」をお歌いいただければいいなと思い、ピアノ伴奏をYouTubeにアップしてみました。いつも書いていますがピア...
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今日は記念すべき西野真理訳詩の初売れの日となりました。 声楽セミナーにいつもご参加される小林祥子さんと娘さんの徳子さん。残念ながら徳子さんは今回お休み。 さて話は遡って、私がfacebookに 「『女の愛と生涯』訳詩始めました」 と投稿した時(2024年2月24日)小林徳子さんが...
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最終日、5時過ぎに目覚めるとスマホの外気温はマイナス17℃。昨日の経験からこれプラス3℃くらいのはず。行ってみましょう! しかしその前に、今日はもうこのお部屋とお別れ。荷物をまとめて車に積み込んでしまわなければなりません。マイナス体験も兼ねて、車に荷物を積んでしまいましょう。いや...
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1月の美女コンが終わったばかりですが、次回・3月美女コンのお知らせです。 (生涯100回のコンサートを目指して毎奇数月に開催いたします) 3月は「早春。・卒業の歌」と題してプログラムを組みましたが、 子どもさん向けの楽しい曲、西野真理オリジナル訳詩曲など、バラエティ豊かな選曲にな...