このブログにはまだ書いてなかったと思うのですが、これから書く内容の半分はすでにYouTube「夜に駆ける」動画の解説に書いてあります。
さて、早速ですが、これをお読みになる方は、
①「夜に駆ける」オリジナルを聴く
②「夜に駆ける」西野真理動画を見る
③山田五郎「大人の教養講座」の「祝20万人突破記念」のラストにあげてある替え歌
の3動画をまずはご覧ください。
(②③はブログの下に貼り付けてあります)
「夜に駆ける」の音程の難しさは、ここ数年の最高でした。
いわゆる現代音楽の音程の難しさとは違うのですが、自分がこれまで歌ってきた音の動きとは全く違っていて、しかも動きが「声楽的」ではない、つまり「器楽的」「機械的」な感じなのです。そしてそれを歌手の「幾多りら」さんが見事に歌っているのです。
YouTubeに「夜に駆ける」をアップしようと決めた時点で難しそうだと直感的には判ったのですが、ここまで歌えないとは思いませんでした。
撮り直した回数は150回を超えています。
しかし、それまで「努力」「根性」という言葉が嫌いだった私にこの言葉を受け入れさせてくれた感謝すべき曲となりました。
ここで突然「山田五郎」です。
還暦を迎える随分前から目覚めが早くなっていて、どうせ起きてしまうのならと、その時間を利用してYouTubeの「教養チャンネル」的なものを聞き流しつつ色々なこと(アイロン掛け・ちょっとした片付け・掃除・ブログ書き 等)をし始めました。
YouTubeは普通「見る」のでしょうが「聞く」で十分だし、聞いてわかるものをチョイスしています。
これがとても良くて、なんだか得した気分。
まず聞き始めたのが
「中田敦彦のYouTube大学」
自分で本を読む気のない私にはとてもありがたい動画です。
過去の名作(私はほとんど読んでいない)や最近注目の本、または時事ネタを中田さんが読んだり調べたりして解説してくれます。
本好きな人、自分で勉強しようとしている人には邪道中の邪道でしょうが、そんなことどうでもいいのです。
自分のミーハー具合、頭の悪さはもう隠す気がありません。
でも、聞かないよりは相当マシですから、ミーハーで頭の悪い人是非どうぞ。
その中田さんが「理想の大人」として紹介されていたのが山田五郎さん。そこで見始めたところ、すっかり山田ファンになってしましました。
山田さんの動画では「絵画の見方」が紹介されています。
・「オフィーリア」って、だから川に浮いてるんだ!
・印象派の前にこんな人がいたんだ!
・「なんか下手に見えるんだけど下手だなんて言うと絵のわからない人だと思われそうだか
ら黙っていよう」と思っていたアンリ・ルソーの絵は、たしかにある意味下手だという
こと
など、どれも面白いものばかり。
その山田さんの「祝20万人突破記念」の動画の最後に、レンブラントの「夜警」のことを山田さんが「夜に駆ける」を替え歌にして歌っていらっしゃいます。(「夜警」だから「夜に駆ける」を使われたんですね)
山田さんは歌手ではないし、無料の個人動画なので下手でも文句を言われる筋合いはありません。嫌なら見なければいいのです。
しかし、西野真理、調子に乗った素人が嫌いなので、普通ならこういう歌は全否定ですがこれは違いました。
なぜなら「夜に駆ける」の難しさを嫌というほど知っているからです。
なぜよりによってこれをチョイス!?
でも、難しいから却って「下手でも仕方がない」と思わせるあたり山田さんの巧妙な「作戦」かもしれません。
ということで西野真理の動画と山田さんの替え歌両方お楽しみになってみてください。
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