2022年3月11日
西野真理 いよいよ最後の卒業式です。
採用4年目から還暦の現在までずっと担任をしてきましたが、こんなにお天気がよく気温まで春のような卒業式は記憶にありません。
さて、卒業式の服装ですが、私の場合ほぼ黒のドレスで参加してきました。
私にとってはとても地味で大したことのないドレスですが、これでも結構生徒には驚かれてきました。
でも今年はラスト。
今までの黒のドレスはちょっと地味じゃないかなと1週間ほど前から考えていました。
では候補は?と思いついたのは黒で全部ベルベットのドレス。
しかしこれは重くて動きにくいのですぐに候補から外しました。
次に思いついたのは上半身黒のベルベットでスパンコール入り、ウエストから下は紫に薔薇の地模様のドレス。これはYouTubeで結構着ててネタバレしていてつまらないかなとも思いましたが、意外に軽く動きやすいのでこれに決めてしまいました。
前日夜、もう一つ悩みが発生しました。ヘアスタイルです。
ウィッグを被って、までは以前から決めていましたが、
「ティアラをのせる・のせない」
生徒が主役だし・・・と普段は思わないことを思ったり、ティアラは西野真理のトレードマークだし・・・とか。
家族に意見を聞いてみることにしました。
「これだめかな?」「派手かな?」
夫も息子も同じようなことを言いました。
「何がだめなのかわからない」「何が派手なのかわからない」
家族はもう、感覚が麻痺しています。
そりゃそうでしょう。土日には半日、時には一日ドレスにティアラ姿で家の中をウロウロしているのですから。
ドレスにティアラに決めました。
今回の卒業式はコロナ対応で在校生参列は送辞を読む生徒一人だけ。でもその分保護者席はゆったり取れて、それはそれでありかなと思ったり。
また、国歌・校歌・卒業の歌(さよならと言おう)・全校合唱(旅立ちの日に)はすべて有志生徒を集めて事前録音し、それを流しながら何となく口ずさむという方法になりました。
卒業式本番。卒業生入場。
私が後ろの入口から生徒を従えて入場するやいなや、私が担任している1クラス以上の保護者からスマホを向けられ、ときに「かわいい」とかいう声も聞かれて有頂天になり、思わずカメラ目線もなりそうになりながら席につきました。
式典も最終HRも終わると、中庭ではコロナ禍なのにこれでいいのかと思うほどの密。
仕方ないでしょう。
みんな記念撮影に夢中です。
西野真理、敢えて少し遅く出ていきました。
予想通り大撮影大会になりました。
「皆さん素晴らしい人生を!」
右から2番めが西野真理
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