送別会 2022年3月29日

コロナ前は当然のように飲食を伴った送別会が行われていましたが、当然今年はそのような会はありません。代わりに学校の会議室で送別の会が行われることになりました。
退任・離任する職員一人ひとりに花束とメッセージ、それに答えて一人数分ずつお別れを述べます。
皆さん感動的に、また心からの感謝の言葉を述べられる様子に、「大人だなあ」と60歳の私は感心しました。

西野真理は先のブログにも書いたとおり、そんな大人の感謝の言葉などほとんど言わずに、自分のやりたい指揮法の授業をさせていただきました。
お約束の10分を守るために教室からタイマーを持ってきてセットし、ぴったり10分で授業を終了。これ、得意技。これで本当に授業フィニッシュです。

その後、私にも花束贈呈。
贈呈担当は2年前大学卒業したてで津幡中学校に赴任した、とっても可愛い国語の茶谷先生です。2年前彼女は私が担任する1年4組の副担任。生徒たちは茶谷さんが来てくれると明らかに嬉しそうでしたし、ただ可愛いだけでなく国語の先生としても人物的にも優秀で、バレーボール部の副顧問としてもしっかり活躍していました。
そんな彼女が私に言ってくれたのは
・初めて学校に来た時、隣の席は西野先生だった
・その時そのパワフルさとオーラに圧倒されていたが、その後の配属で西野先生のクラスの
 副担任になり、大丈夫かなと不安になった
・私が辛い時、お菓子をくれたり、ご飯に連れて行ってくれたりした
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これこれ!
私は以前から思っていたのです。
「食べ物をくれるのはいい人だ」と。
茶谷さんに食べ物をあげておいて本当に良かった。

さて、送別につきものなのがプレゼントの品物ですが、やはり今回特筆すべきはこのケーキでしょう。














これの何がすごいか説明なしでは私もわかりませんでした。
このケーキ、2つのお菓子屋さんに頼み込んで作ってもらってくださったのです。
まず、真ん中にある、黒板を模したメッセージクッキー。
これはこの中学校から30分以上離れた、メッセージ入りのクッキーを製造販売するお菓子屋さんに注文。それを津幡町にあるケーキ屋さんにお願いして、このクッキーが上手く乗るようにその周りをアレンジしたケーキを作っていただきました。しかも、今日このケーキ屋さん、本来定休日なのに。
もったいなくて食べたくないけれども食べないともっともったいないので、こうしてブログに載せました。ブログやっててよかった。

他にもたくさん頂いたものを写真に撮っておきました。













          
 
送別会が終わると、町の教育委員会へ挨拶。それから帰ると自分の学級、音楽室、職員室の机とロッカーを再度確認して、本当に最後の仕事としてパソコン内にある自分のフォルダーを削除しました。最後を締めくくるのが「パソコンのフォルダー削除」というのが今だなあという感じがします。頂いたものと持ってきたキーボードを車に詰め込んで、明日・明後日はもう学校に来ないと決めて学校を出ました。しかし、後で電話がかかってきて、保険証を返しに行かなくてはならないことが判明。最低もう1回はいかなくてはなりません。駐車場を出て信号待ちをしているときにちょっとウルッと来そうになりましたがその瞬間3月31日FMのリハーサル、午後は辞令交付式、4月1日Sing幾多郎初日、4月3日Sing幾多郎2回目、4月5日FM初回、4月10日Sing幾多郎3回目、午後は関先生の2年ぶりのレッスンというスケジュールが一気に頭に沸き起こってきて、たそがれてる場合ではない!と焦った気持ちになりウルウルはどこかへ行ってしまいました。皆様、新生西野真理に乞うご期待!





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