2022年3月13日(日)
朝からパンを焼き、動画を3本撮り(「卒業写真」「思い出のアルバム」「TOMORROW」)石川県知事選挙の投票に行き、母とイオンを散歩し、17:30、いよいよ歌の録音です。
指定されたのは家から15分の「フジスタ」というスタジオ。
藤野さんという方が持っていらっしゃるスタジオのようです。
まず、スタジオ描写を開始します。
・線路のそばの元喫茶店か何かって感じの建物
・近所には1軒しか家がなく、大きな音を出しても大丈夫
・下が駐車場で2階部分がスタジオらしい
・1階部分に車を停めましたが、その駐車場内にも雑然と音楽関係物が置かれている
(キーボードやスピーカー)
・外付け階段を上がると「手動」と描かれた自動ドア
・中は明らかに元喫茶店かスナック
・カワイのグランドピアノあり
・呼び方のわからない超専門家の機械あり(写真の後ろにちょっと見えるあれ)
・私の隣が音響の専門家、藤野さん(CMとかも作っていらっしゃるそうです)
これを貸し出しとかもしていたが、今はコロナで全然だめ
・この部屋の中には大きなスピーカーやキーボードなど、とにかく色々置いてある
「こんにちは」
と、手動自動ドアを入ると
「お久しぶりです」
と藤野さんが出迎えてくださいましたが、正直初対面としか思えませんのでここはすぐに正直に言いました。
「あの、前にお会いしてますか?」
「映画の時、マイク付けさせていただきました」
あ~あの時の。
映画撮影なんて最初で最後。自分のことで精一杯で周りのスタッフさんのこととか殆ど覚えていませんでした。ごめんなさい。
スタジオ内に物がありすぎて、目移りに次ぐ目移り。質問したいことありすぎ。
マイクの前にある「網」。これ、前からどうしてこんな「網」付けてあるんだろうと思って ていたので藤野さんに聴いたところ「この網目は斜めに切ってあって、これで風切り音を下に向かせる」のだそうで、安物を買うとそれこそ「ただの網」。なんの効果もないそうです。ちゃんとした物を買いたければ、メーカーと値段に注意してください。
監督の嬉野さんが登場。
「フニクリ・フニクラ」を歌う前のセリフ部分のことなどを伺って、録音に入りました。
録音したものを聴かせていただくと、これは完璧に藤野さんのテクニックで、上手く残響が付けられてものすごく上手い人みたいになっています。・・・いえ、言い過ぎました。でも私にはそれくらいに感じます。
今回私が苦労(?)したことといえば、
「テンション高くセリフを言う」
ということでしょうか。
学校でお昼の放送などするときは、できるだけ穏やかな語り口にするよう、喉も広げ気味にして柔らかい声で話すようにしています。嬉野監督の
「できる限りテンション高く」
という要求には、喉と言うより頭の切り替えが必要でした。
思ったよりずっと早く録音は終わり、あとは雑談。
嬉野さん、
「ボストンにバスケット見に行くことにしてチケット買ってたんだけど行けなくなった」
とか
「アメリカの著作権は〇〇」
とか、なんか私のよくわからない世界のことをお話になるので
「英語大丈夫なんですか?」
「6年住んでたので」
なるほど。いいなあ!
ここで前から聞いてみたかったことを嬉野さんに聞いてみました。
Q ここで歌が入るっていうのは、私が出演することになったからですか?
A そうです。西野さんに出演してもらうということで台本もそういう風にしました。その
お陰でかえってラストがいい感じになりました。
Q オーディションにドレスで現れた時、危ないやつだと思いませんでしたか?
A まあ確かに。でも、出演していただきたいなと思って
この映画、3月27日に試写会があったあと、本公開は11月だそうで、世界発信もされるようです。
試写会の招待券1枚だけもらってるけど、あと3枚、家族分を買うことにしましょう。
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